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年輪

先日、顔も関係もよく知らない(?)親戚から電話がかかってきた。

「家具を作っているのかな?年賀状で見てそういう仕事してるなら作って欲しいじゃけん・・・。」

そう、顔も関係もよく知らない親戚が居るんです。今更聞けない・・・って訳じゃないんですがね。笑
母が年賀状を交換していた親戚。
母が亡くなり、そのまま切ってしまうのもなんなので、毎年年賀状を送っていました。

「もう明日からでもあなたに作ってもらってもいいけんね、和室に合う世界に一つの存在感のあるコーナー家具をあつらえて欲しいんじゃけん。」

「・・・サイズは、イメージは、材料は・・・。」

勢いづいた私はいつもの文句で
「一度見にお伺いして、サイズやイメージを決めてから作りますよ。」

「今こっちは蛍が綺麗じゃけん、飛行機ですぐじゃけん。」

あ~そうだった大分県だったじゃけん。笑。

祖父の姉の息子、母のいとこです。場所も遠いが祖父も母もいない今となっては、関係も遠い。
でも家具の仕事を通して、たよりにしてくれたおじさんの気持ちがとても嬉しかった!!
その気持を家具に反映させるのが私の努め☆う~ん。楽しみ~

生活に密着した家具、私の仕事はその色々な想いやこだわりを、汲み取ってあつらえる。
木が切られ木材になり、乾燥してそれから。
加工して家具になって産まれる瞬間のお手伝いが出来る。
そしてそこから家具は使い手と新しい時を刻んでいくのだから。

そこには色んな物語が詰まっている。
家具というフィルターを通して人とつながれる。ただ物を作るのが好きで始めた仕事ですが、この奥深さにやりがいを感じたり、自由に作れる環境に感謝の気持ちを感じたりします。
波紋の様に刻まれていく年輪。年を重ねる事って案外、悪くないのかも・・・。

ちょうど熊本にいる妹をひろって観光がてら、遊びに行って来ようかと思います。

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